
さて、そんなトイレ。
材質や機種を決めてからは、「なにか楽しい場所にしたい」という思いが沸いてきました。
ゆったりとくつろぎのスペースにするには、ちょっと広さが足りません。
限られた中で、精一杯楽しめることって何だろう。
思いついたのが、「わが家のコレクションルームにする」ということでした。
写真が、そのコレクションルームにしたトイレ。
昔から世界を回って集めたかえるグッズやかわいい動物の置物のコレクション。
これまでは居間の片隅のボックスに入れて飾っていたのですが、日々の風景になじんでしまうと、意外と眺めることはしなくなってしまうものなのですね。
これをトイレに全部移動しよう! と思い立ちました。トイレなら毎日、何度かは必ずお世話になります。
ちょっとばかり、手持ち無沙汰な時間も流れます。
そんなとき、自然に目に入る場所に大切なものたちを飾ってみよう。
そうだ、この場所なら気の置けないお客さんも、きっとじっくり見てくれる。
誰もいないプライベートスペースだからこそ、家主の目を気にせず手にとってもらうこともできるはず。
きっと居間の片隅に置くより、コレクションたちも喜んでくれるかも!
大好きなグッズたちのほかに、お気に入りの本も並べました。

ほんとはね、トイレでの読書はあまりオススメできない行為なのだそうです。
トイレに座っている時間が長すぎると、痔になりやすいなど、健康面での懸念もあるのだとか。
だから、トイレに置くのは小説ではなく、私の場合は「料理の本」。
え? トイレで料理の本? って思うかもしれないけど、トイレタイムって、その日の献立を考えたり、レシピひとつの作り方を探してみたりするのにぴったりの時間だなあと思うのです。
何よりも、ああ、本当に今日も健康的に食べてトイレにも来て幸せだなあ、なんて思えちゃう。
家の中のトイレを、そんな風におおからかに、楽しく考えられるといいなあとしみじみ思います。
ところで、トイレの掃除道具の置き場所。
これもとても大切なトイレづくりの知恵のひとつです。
よく、掃除道具は見えない場所に隠してしまうのがおしゃれだと思われていますが、隠してしまうと家族がそうじに手を出す機会を奪います。
たとえばヨーロッパを旅してみると、お店でもホテルでも必ずトイレの横にトイレブラシが置いてあるのが目に入るはず。
汚したら、自分で掃除してね。
考えてみれば、当たり前のことですよね。
トイレには、おしゃれで清潔なトイレブラシを目につく場所に。
便器が汚れたらブラシを使ってね。
床や便座を汚したら、トイレットペーパーでいいからきちんと拭いて出てきてね。
そうして、家の設備をみんなできれいに使うルールをきちんと作って伝えていくことの大切さ。忘れずにいたいなあ、と思います。
- Part1 家の中の小さな旅
- Part2 暮らしにあわせた収納
- Part3 素敵に外とつながれる家
- Part4 トイレをコレクションルームに!?
- Part5 ファミリーステーション
- Part6 キッチンをダイエットするという発想
- Part7 収納をデザインする


