お客様にご満足いただくための家づくり
和我家 開発ノート
住空間としての「和」がもつ心地よさに着目
日本の伝統を進化させた住まいです。
暮らしの変化や多様化するライフスタイルの中で、日々を快適に暮らすために考えられた最先端の技術・住まい方に、忘れられていた「和」のもつ心地よさを盛り込んだ“和モダンスタイルの家「和我家」”。
家族みんなのふれあいの場であるパブリック空間や個人の時間を尊重したプライベートな空間。そして何より先人の知恵というべき多目的な空間「土間」があなたの暮らしをさらに広げます。
「和」 生活を支える要素として昔から「衣・食・住」があります。
「衣」とは着るモノ、身につけるモノであり、「食」は食べる、味わうこと、「住」とは生活する場、家と、簡単に説明するならばこのようになるのではないかと思います。
そんな生活を支える三要素の中でも「衣」では着物が「食」では和食が世界各地で注目される時代になっていました。少しの遅れがありますが「住」においても、“古民家”“寺社建築”“タタミ”“土間”が30代を中心とした年代で支持される傾向があり、「和」は住宅業界のトレンドとして世の中で再認識される時代になりました。
コンセプトを重視することからはじめました
当社では、しばらくの間今回のようなコンセプトに重視した商品開発が行われていない状況でした。なぜ、行われていなかったのか?それは今までアルネットホームの商品や会社理念だけで、お客様の支持があり満足されているという現実があったからです。
しかし、お客様から支持され満足されているという現実の上に胡座をかいているようでは、今後も未来に向けて支持を得ることは難しく、満足を提供できないのでは……。企業としては“今まで以上にお客様に満足を提供しなければいけない”というミッションを考えたことから、本プロジェクトが開始されました。
商品開発を進めていく上で一本の柱「和」が決まりましたが、純和風建築・本格和風建築だけでは現在のお客様のニーズに対して少し弱い部分がある。住宅業界では「モダン」スタイルが確固たる地位を確立しようとしている。“和”と“モダン”を融合した家づくりを進めよう。
暮らしの変化や多様化するライフスタイルは今も昔も存在する中、日々を快適に暮らすために考えられた最先端の技術、そして住まい方に忘れかけていた「和」のもつ心地よさを盛り込んだ“和モダンスタイル”の家づくり。
暮らしのバリエーションをひろげる“土間”を採用
日本の伝統的な民家などに多く見られる土間。地面とほぼ同じ高さで生活空間である“廊下”“居間”“寝室”といったようなほかの部屋よりも一段低くなっていて、屋外と連絡するために人が出入りする、大きく開く扉ないし引き戸が必ず設けられている空間(土間には本来「地面と同じ扱いの屋内の部屋」という性格がありました)。
「外でも内でもない空間」土間は先人が培ってきた生活の知恵や伝統を兼ね備えています。“土間”を現代風にアレンジし、収納の一部や趣味の作業場、ペットとふれあう場、花に囲まれた室内ガーデンなど、様々な暮らし方に合わせたバリエーションを提案します。
アルネットホームの土間は、古人の知恵を凝らした生活様式がかたちを変えて、現代の住まいへ継承された多目的な空間です。玄関横に設けた土間は、玄関収納や子どもの遊具・趣味のモノを、収納できる納戸のようなクローゼットの用途に。キッチン横に設けた土間は、勝手口や田舎の両親が育てた野菜などの収納場に、棚を設けてパントリーに。和室横の土間は、昔の縁側のように親しい友人が庭から気軽に立ち寄れる憩いの場として、またタタミに座って庭を眺める際には土間に並べた花や緑は、心を癒し落ち着いた特別な空間の場になります。
独特の心地よさや癒し、くつろぎを「和」は与えてくれます。
モノトーンと木の温もりがモダンと通い合う、美しい「和」の佇まい。
「和」をイメージさせる落ち着いた重厚感。どっしりとした趣の日本瓦とお城の城壁を感じさせる石貼り調の外壁。モダンをイメージさせる垂直・水平のラインのフォルム。
アルネットホームの和モダンスタイルは、石貼り調の外壁を上下にのばした垂直ラインと左右に広がりを見せるバルコニーの水平ラインが凹凸のあるフォルムに陰影をつくりだし、個性ある「和」の風合いを生み出すスタイルです。また、窓にはアクセントとなる丸窓を、ルーバーや手すりには木調の質感を取り入れることで、自然と街並みに調和する印象的なデザインになります。
当社は日本の風土や洗練された美しさは、家族がいつまでも快適に暮らせる住まいにかけがえのないモノと考えます。
「和モダン」は癒しの空間と落ち着いたくつろぎ空間をプロデュースし、現代的な趣で、感性豊かな向上心を育てます。
『和我家』は日本の暮らしの心地よさを求めて、伝統的な様式やデザイン美を継承し進化した、アルネットホームの新しい住まいかた提案です。
開発担当者の声
商品誕生の背景――『和』を新しいトレンドとする風潮
住宅に対するトレンドがシンプルモダン、南欧風と支持されるなか「衣・食・住」の「衣」と「食」では“和”を新しく迎え入れる傾向にあります。残りの「住」に関しても“和”を取り入れたインテリア・外観スタイルにトレンドを求める時代になってきました。
開発の課題――「和」と「モダン」を、インテリアと外観スタイルに取り入れる
当社では、今回のようなコンセプトを重視した商品開発は、しばらくの間行っておりませんでした。住宅トレンドの意識調査をはじめ、データの収集・対他社のどの商品に相当するものなのかと、様々な点から開発が進みました。「和を基調とする日本らしさと、モダンをイメージする現代の暮らしを表現する」をサブタイトルとし、プロトイメージを当社前橋吉岡展示場に位置付けたことが、第一歩にもなりました。
開発の流れ――土間の採用
プロトイメージを構築することと同時に、「和」と「モダン」がお客様にとってはどのようなことなのか?との課題が持ち上がりました。試行錯誤の後に、生活に日本古来の“土間”を現代の暮らし方にアレンジした「内でも外でもない空間」、和の情景を構成する要素として「外と内がつながる『縁』」から『土間』を採用し、「和」と「モダン」のスタイルを併せ持つ新しい住まいのかたちと様々な表情を持った暮らしの実現に向け、課題と解決の繰り返しで完成を目指しました。
苦労した点――時間とはじめての体験
新商品発表日が決定しました。また、「和モダンスタイル」のコンセプトを家のイメージに表現することは、当初考えていたより簡単なことではなく、テイストや要素など様々なことを取り入れた一つのモノづくりは、年末の30日まで、社内資料づくりは社員説明会の当日午前3時すぎまでの時間を費やすこととなりました。
今回の商品開発に携わることができたことで、モノづくりの楽しさと、スケジュール管理の大切さを学びました。
今後の目標――お客様の求めるモノづくりへの取り組み
今回の商品開発の経験を活かし、お客様の求めるモノづくりをするという思いと、社内の納得と満足を得ることができるモノづくりを念頭において、アルネットホームのブランド力アップとお客様のニーズが反映できる商品づくりを行うことが目標です。
誕生までの軌跡




