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新築注文住宅のお引渡し、その時の注意点とは?

土地を選び、建てる家の間取りや設備を決め、住宅ローンを申し込み、新居の建設が着工~竣工(完成)すれば、いよいよ待ちに待った注文住宅の引渡しとなります。
引渡しまでは短い方でも数ヶ月、長い方だと1年以上かかるため、ようやく夢のマイホームが引渡しとなり、ほっとして気が緩みがちですが、引渡しのときにどのような点を、注意点として確認すれば良いか考えていきましょう。



■引渡し前の竣工検査について

建物が完成し、建築会社によるチェックも終わったら、引渡しの前に竣工検査を行います。
実際にお家に行き、外装、内装などを自分の目でチェックします。
図面を見ながら全ての部屋・設備を見比べて契約通りかどうかをチェックしていきます。
後で不具合を申し出ても、住みながらの補修は施主側、建築会社側の両方にとって負担となりますので、検査は納得がいくまで行うことが必要です。
竣工検査は、キズや凹凸など目に見える不具合のチェックや、メジャーで寸法が正しいか計測し、状況はカメラでの撮影、図面や記録用紙にメモを取ることもおすすめします。

また、ドアの開閉のチェックや食器洗い機・電動シャッターなどもあれば動作チェック、取り付けられたスイッチのオン/オフ、コンセントの位置など、あらゆる設備に関して動作確認が大切です。
竣工検査以降に見つかったキズや凹凸などは、無償での補修対応が難しくなる場合も考えられますので、確認漏れの無いように隅から隅までチェックしていくことが必要といえるでしょう。



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■竣工検査以外の検査について

引渡し前には、竣工検査の他に、建築基準法に基づく検査があります。
建築確認申請通りの建物が施工されたかどうか、都道府県や市区町村または指定確認検査機関の検査担当がチェックするもので、工事完了から4日以内に完了検査申請が行われます。

竣工検査と建築基準法に基づく検査が終わり、不具合が確認された場合は補修に入ります。
竣工検査は施主個人が要望どおりに仕上がっているかを確認する場ですが、建築基準法に基づく検査は公的なもので、検査を通らなければ、再検査を受けなければいけませんので、新居への入居スケジュールに注意が必要です。



■補修工事がある場合の注意点

もし補修工事(残工事)があった場合は、いつごろ補修工事が終わるのか、建築業者と補修工事(残工事)の内容・完了時期を両者が合意の上で、書面で明確にさせておくことをおすすめします。
また、補修工事のボリュームが多いと、引渡しの時期がずれ込むことになります。
引越し前の住居が賃貸の場合、完成予定日と退去時のタイミングを余裕無く設定していると、思わぬ工期の遅れで一時的に住む場所がなくなる危険があります。
また、手配していた引越し業者のキャンセルや再手配も必要になってしまうので、少し余裕をもった退去日程を設定するのが良いでしょう。


以上、新築注文住宅の引渡し時の一般的な注意点をご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか。
新築注文住宅の引渡しの際に、お役立て頂けましたら幸いです。



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