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地震に備える安心の注文住宅・「耐震」と「制振」性能の違いとは?


「注文住宅に求めるのは、家族の命と財産を守れる安心感」とお考えなら、万が一の大地震が起こったときの「家の性能」は詳しく把握しておきたいポイントではないでしょうか。
しかしながら「万が一」の備えは、目に見えない部分でもあり、その性能の違いを把握するのは簡単ではありません。「大地震のリスクにどのように対応するか」をイメージするために必要な「耐震」と「制振」、「免震」という3つのキーワードをわかりやすく紹介いたします。




【耐震・制振・免震はそれぞれ意味が違う言葉】

耐震・制振・免震の3つの言葉のうち、「一つも聞いたことがない」という方はほとんどいないのではないでしょうか。ですが、それぞれに違いがあることをご存じの方はそう多くはないかと思います。安心の注文住宅を選ぶために、この3つの言葉の「意味の違い」を把握することが大切です。



耐震とは「建物の倒壊を防ぐことができる、地震に耐えられる強度」のこと

1995年に発生した阪神淡路大震災で、多くの木造住宅が半壊・全壊状態となりました。神戸市だけで67,421棟もの木造住宅が全壊しています。建物の倒壊から命を守るため、1981年と2000年に建築基準法が改正され「新耐震基準」が設けられました。主に、耐力壁の性能を高めて建物そのものを強くし、地震直後に倒壊する恐れのないようにつくるという意味が「耐震」です。

そのため、例えば「揺れ」自体は建物に直接影響します。外壁や屋根材に損傷が起こったり、家のなかで家具家電が倒れたりといった被害を減少させるものではありません。



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制振とは「地震の揺れを吸収し、建物の構造を守る仕組み」のこと

「建物が倒壊しなくても、地震のあと家に亀裂が入り、地盤は傾いてしまった」ということが発生しては、安心して住み続けることは現実的ではありません。命を守るだけでなく、災害級の地震から「家という財産」を守るため開発されたのが「制振」という仕組みです。

耐震が耐力壁を用いて「家そのものの強度を高める」のに対して、制振は主に制振ダンパーを用いて地震のエネルギーを吸収、建物の「揺れ」そのものを大幅に抑えるという仕組みです。揺れを抑えるため、建物へのダメージを抑えることができ、さらに建物内部の被害も小さくなります。


【アルネットホームの耐震・制振性能について詳しくはこちら】



免震とは「基礎と建物を切り離し、地震の揺れを建物に伝えない仕組み」のこと

耐震・制振に続き、もうひとつ「免震」という仕組みがあります。建物と基礎の間に揺れを感知してその影響を逃す装置を設置し、建物を揺れそのものから遠ざける仕組みです。最も新しい技術ではありますが、台風など強風で影響を受けたり、軟弱な地盤の土地には向かなかったり、相当なメンテナンス費が必要であったりとデメリットも多くなります。注文住宅への導入は、コストとのバランスから難しいのが現状です。




【建築基準法と耐震性能】

今後30年間に70%の確率でマグニチュード7級の大地震が起こる可能性が指摘されています。「倒壊を防いで地震直後の家族の命を守る」だけでは、この「南関東直下地震」からマイホーム、つまり最も大切な財産を住み続けられる状態で守ることは難しいかもしれません。
参考:内閣府HP

アルネットホームでは、標準仕様で耐震性能を「耐震等級3」つまり、最高に設定しています。これは消防や警察など、防災拠点に匹敵する耐震性能です。災害後も拠点として使用に耐えうることを意味しています。

建築基準法で守られている「耐震等級1」はすべてのハウスメーカー・工務店が必ずお約束する耐震性能であり、「建物を倒壊から防ぐ」ことについては基準を満たした建物となりますが、それ以上の「安心」をお求めの方は、ぜひアルネットホームが注文住宅にご用意している「耐震・制振技術」をご覧ください!



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