住宅関連ニュース~住まいの今を伝える~

テレワークに便利な間取りの工夫~注文住宅編~


テレワーク、リモートワーク、在宅勤務……呼び方もさまざまですが、その働き方も会社や部署、雇用形態によって大きく異なります。

「わが家のテレワークにぴったり合った間取りの工夫を考えたい!」「せっかくの注文住宅だから、カッコいい空間でリモートワークがしたい!」という方へのヒントになるチェックポイントと、間取り例をご紹介いたします。




テレワーク用スペースの間取りを決める前に伝えたいこと

「テレワークをするので、書斎スペースが欲しいです。」ここ1~2年、注文住宅の打ち合わせでテレワークのための間取りに関するご要望が増えています。しかし、設計士がイメージする「テレワーク」スタイルと、お客様の実際の「テレワーク」スタイルが違うものだと、希望どおりの間取りは実現できません。イメージのすり合わせに必要なチェックポイントは4つあるかと思います。


1)テレワークの頻度と時間

ひとくちに「テレワーク・リモートワーク」と言っても、1日8時間勤務×週5時間体制のフルリモート勤務なのか、「子どもの発熱や、自分が咳をしているときなどは柔軟にテレワークを選ぶことができる」体制なのか、「1日3時間程度の在宅フリーランス」なのかで利用頻度が大きく変わります。「たまのテレワーク」のために、リビングや水回りの快適性を削ってスペースを確保するのはデメリットになるかもしれません。


2)テレワークをする人数

「テレワーク中は自宅にひとりで過ごす」場合、音に関する心配をする必要はありません。しかし、夫婦ともにテレワークをする場合、また小さなお子さんなど家族の方が基本的に在宅している場合、また学生など仕事ではなくてもネットで授業を受ける方がいるなど、同時に在宅する可能性がある場合、お互いが不自由なく過ごせるゾーニングが必要です。


3)テレワークとプライベートの切り替えの仕方

「在宅勤務だから、家事ができて楽だね」と言われて「実際は難しいのだけれど……?」「通勤時間は無くなったけど、そのぶん家でだらだら仕事をするようになってしまって結局疲れる」と思ったことはありませんか?テレワークの仕事時間や管理の仕方についても設計士に情報提供しておきましょう。


4)テレワークに必要なアイテム

「テレワークに必要なのは会社でも使うノートPCだけ」という方と、「大型ディスプレイモニターが2台、A3出力のカラープリンタと書類棚が引き出し二つ分必要」といった方では確保しなければならないスペースは当然違います。また、小さなお子さんがいらっしゃれば仕事以外の時間にはお子さんの目に触れないよう、クローズドの空間を作る必要もあるかと思います。会社によっては、高いセキュリティレベルを求められることも。



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テレワークスタイル別オススメ間取り実例

今回は、3パターンのケースで「テレワークスタイル別オススメ間取り実例」をピックアップしました。細かい工夫が快適なテレワークを支えます!


1)フルタイムテレワーカー向け間取りと工夫

スキップフロアを活用

まずはフルタイムテレワーカーさんにオススメの「スキップフロアを活用したワークスペース」です。個室で完全に独立した空間を確保する方法もありますが「コロナ禍が落ち着いたらフルタイムテレワークではなくなるかも」というケースも少なくありません。

さらにスキップフロアのいいところは何と言っても開放感です。視線の先の空間にヌケがあるだけでも、目の疲れを癒してくれます。

また、床部分は半畳の畳を敷いています。ワークスペースにもお子様が遊べるキッズスペースにも転用できるのが便利です。昇降機能付きデスクを設置すれば、小さいお子様は手が届かず安心ですし、休憩中には階段を上り下りしたりして運動不足も解消できます!


2)週1~2回のテレワーカー向け間取りと工夫

タタミフロアを活用

「時々リモートワークをする日がある」場合、限られたスペースをリモート専用にするのはもったいなく感じてしまいますよね。

多目的に使える間取りとして今も根強い人気があるのが和室です。小上がりにしているので、ひとり用の折り畳み机と組み合わせれば、書類を広げてもヨシ、ビデオ会議で後ろを気にする必要もナシです。

「お子さんの体調不良で在宅仕事」なら、和室で看病しつつ、ダイニングテーブルでお仕事をすれば安心して見守りができます。


在宅人数が多いご家族向け間取りと工夫

夫婦ともにテレワーク、大学生の子どももZoomで授業を受ける……。在宅人数が多いけれど、日によって稼働時間が違うといったご家族向けには、ワンフロアをいくつかにゾーニングし、多目的なワークスペースを複数設けておくと安心です。

この時準備しておきたいのはコンセントの確保とインターネット回線。特に、wi-fiの場合場所によって弱くなってしまうことも。有線Lanを使える場所を複数確保しておくと確実ですよ!また、音漏れ防止用の壁材を組み合わせてもよいですね。




「プロが導く家づくり」を実現するアルネットホームの注文住宅

家族の暮らしやすさは変化していくもの。テレワークの仕方も、勤務先や配属部署が変われば変化するものです。既成概念にとらわれない「家づくり」をお客様と一緒に形にしていくアルネットホームの家づくり実例をもっと知りたい!という方は、建築実例ページをご覧ください!



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