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注文住宅の壁材に漆喰や珪藻土を使いたい方への基礎知識


日本の風土に合った昔ながらの壁材・建材として今でも人気が高い漆喰(しっくい)や珪藻土(けいそうど)。機能や設備は最先端を取り入れつつ、暖かみのある雰囲気や自然な風合いを活かした注文住宅を建てたい!とお考えの方にお伝えしたい漆喰や珪藻土のメリット・デメリットを紹介いたします!




【漆喰や珪藻土の壁を選ぶメリット・デメリット】

「日本に昔からある天然の素材をできるだけ使った注文住宅を建てたい」
「化学物質アレルギーのある子どもが安心して暮らせる家づくりがしたい」
「本物を使った上質なテクスチャーをインテリアに活かしたい」

注文住宅のこだわりポイントとして、工法や間取り、インテリアのテーマや価格だけでなく、建材にも心配りをされるお客様は少なくありません。なかでも注目が集まるのは「無垢の床材」と「天然素材の壁材」。使う面積が広く、インテリアの雰囲気に直結するだけに、しっかり納得して選択したい建材です。

「天然素材の壁材」として人気が高いのが漆喰と珪藻土。まずは漆喰・珪藻土を利用するメリット・デメリットを確認しましょう。



漆喰・珪藻土の壁を注文住宅に使うメリット


・塗り壁独特の雰囲気
漆喰も珪藻土もいわゆる「塗り壁」です。昔ながらの左官仕上げで、壁紙にはない微妙な凹凸が生まれ、見る角度や光の当たり方でニュアンスが変化する魅力があります。漆喰の場合、表面を滑らかに仕上げることも可能です。

・天然素材でできている
化学物質をできるだけ使わない家づくりを希望される方に、特に支持されています。

・防火性が高く、万が一燃えても有害物質が出にくい
建築基準法でも認められている耐火素材です。

・調湿効果がある
部屋の湿度を一定に保つ効果があります。漆喰よりも珪藻土の方がより高い調質効果が期待でき、結露対策にも効果があります。



漆喰・珪藻土の壁を注文住宅に使うデメリット


・一般的なビニールクロス仕上げよりも価格が上がる
材料費・職人の工賃ともに、塗り壁の方が、価格が高くなります。

・乾燥による隙間ができたり、剥離したりする可能性がある
漆喰も珪藻土も乾燥すれば当然縮みます。柱との間に小さな隙間ができたり、細かなヒビが生じたり、剥離したりする可能性があります。

・汚れがつきやすい
吸湿性が高いということは、汚れが吸着しやすいということでもあります。ビニールクロスと比較すれば汚れが付きやすい素材です。メンテナンスの手間が必要になります。



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【漆喰と珪藻土の違いとは】

先ほどご紹介したメリット・デメリットは漆喰・珪藻土療法に共通するものです。漆喰と珪藻土、それぞれの違いも確認しましょう。


漆喰と珪藻土は素材が違う

同じ天然素材ではありますが、それぞれの原料は異なります。漆喰の主原料は消石灰です。そこに繊維や糊成分を混ぜてつくられます。珪藻土は「珪藻」という藻が沈殿してできた土が主原料です。そこに固化材を混ぜてつくられます。


漆喰はさらに消臭効果・抗菌効果も期待できる

上記でご紹介した共通のメリットのほかに、漆喰は「強アルカリ性」という性質があり、抗菌性・消臭性に優れているという特徴もあります。ペットを飼っている方に特に人気があります。




【注文住宅だからこそ可能な建材の選択】

いわゆる一般的な分譲マンションや建売住宅で使用される「壁材」の多くは、施工が簡単で仕上がりまでの日数を要しないビニールクロス仕上げです。安価なビニールクロスのなかにも様々なパターンがあり、色やテクスチャーも豊富に選べるようになってきていますし、メンテナンスの手間は圧倒的に軽いものになります。より多くのお客様に受け入れられるように、分譲住宅は「最大公約数」的な建材を選ぶことがほとんどです。

しかし、「安価で施工が簡単、機能的」というメリットを捨ててでも、注文住宅では「こだわり」を反映させたいというお客様のために、アルネットホームでは「じっくりと経年変化を楽しめる自然素材の家」をご提案しています。

「子どもがくぎでひっかいて、珪藻土の壁に傷をつけてしまいました。でもこれも記念になるかな、と思ってメンテナンスを迷っています」
「旅行でお城を見に行った時、お城もおうちの壁も、同じ漆喰でできているんだよ、と子どもに話をしたらすごいね!と喜んでくれました」
「南欧風のインテリアに憧れていました。ぴったりのテラコッタタイルや真っ白な塗り壁を提案してもらって、イメージにぴったりです!」

自然素材だからこその雰囲気を注文住宅に取り入れるとどんな効果が生まれるのか、もっと知りたいという方は、ぜひアルネットホームの「自然素材」ページをご覧ください!



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