埼玉県川越市 | 土地価格・地価・住宅事情

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川越市の住宅情報

地価の推移

■公示地価　22万円/㎡　（川越市野田町1丁目26番）
公示地価は国と交通省が実際の取引事例をもとに不動産鑑定士などが判断したものです。
その公示地価の川越市の価格は、2020年1月時点で22万円/㎡となっています。1990年代のバブルを頂点に全国的に下げ傾向となり2002年まで下げました。その後は2005年までは19.1万円で底打ちが続きましたが、2007年・2008年は「住宅ミニバブル」と呼ばれている団塊ジュニアが住宅購入に動いたことにより、地価が押し上げられました。

その後は、人口減少と住宅のストック余剰により再び下げに転じましたが、2014年にアベノミクスによる異次元金融緩和と超低金利政策により、現在まで徐々に地価が上がってきております。今後は政権の政策効果のプラス要因がある限り微上昇となりますが、政策効果の薄れた時に、全国的インフラ要因が下げ圧力となり、再び20万円割れになる可能性も考えられます。

国土交通省・公示地価のホームページより引用

注文住宅の住宅着工推移

川越市の注文住宅の住宅着工戸数は、2019年は762戸で前年度比で-14％減少、2010年から2012年の3年間の平均1,128戸からすると-33％と減少しています。
2014年から2019年の6年平均も834戸と、2010年から2012年の3年間の平均1,128戸から-26％も水準が下がったことになります。

国土交通省・住宅着工より引用

戸建分譲の住宅着工推移

川越市の戸建分譲の住宅着工戸数は、2019年は741戸で前年度比で＋4.8％増えました。
2012年に消費増税駆け込みで1,183戸と大きく増えましたが、2013年は反動減で731戸と大きく減り、それ以降は2014年から2019年までの6年平均は791戸と水準を下げています。

国土交通省・住宅着工より引用

戸建て分譲住宅 VS 注文住宅

川越市の戸建分譲の販売は

販売平均価格 3,102万円

<戸建分譲>

販売で一番多いのが、東武東上線の駅徒歩10分から20分以内で、平均3,162万円。次に多いのが、東武東上線の駅徒歩20分以上です。物件数では川越駅が一番多い状況ですが、販売戸数では新河岸駅圏も人気です。

<土地購入+注文住宅>
東武東上線の駅徒歩11～20分以内で土地1㎡＝13.7万円×100㎡＝1,370万円。
注文住宅の建築費を2,000万円とすると足して3,370万円。土地は多少狭めとなりますが、注文住宅で間取りと使いやすさを工夫すれば快適な住まいをつくることが可能です。

<まとめ>

人気は東武東上線の駅徒歩11～20分以内、都内へも1時間前後で行けて便利といえます。
分譲住宅だと平均3,162万円。土地＋注文住宅だと3,370万円と分譲住宅より約200万円高くなります。
土地は100㎡ほどと若干狭くなりますが、注文住宅であれば自分の趣味・嗜好や家族の成長、間取りの使いやすさを考えて、自分にあった最適なお家が作れるので、予め決められた間取りの分譲住宅よりも、注文住宅のほうがオススメです。